すぐに役立つ統計のコツ〜医学統計編〜

本書の例題(データ)はここからダウンロードできます→[Excel Samples]

著書刊行の趣旨と訂正(加筆)・補完

著書の内容
第1章 統計分析をはじめるまえに
第2章 2つの代表値(平均値・中央値)の比較について
第3章 3つ以上のデータの差を比較する
第4章 比率の差を比較する(クロス集計)
第5章 2つのデータの関連性をみる(相関と回帰)
第6章 多次元データを比較する(多変量解析)
第7章 イベント・ヒストリー分析:生存時間(率)

付録 A 本書で使用した統計分析用Excel 関数一覧
付録 B フリーオンラインソフトの使用方法
付録 C 本書で使用した主な統計用語

訂正と加筆:

正誤表:

ページ
14ページ正規性検定(Shapiro-Wiilk test)Shapiro-Wilk test
47ページ(下から4行目)OR={a/(a+c)}/{b/(b+d)}{(a/c)/{b/d)}
50ページ(下から4行目)第3章第4章
52ページ(図5.1)60才未満と60才〜70才未満[*]60才〜70才未満と70才以上に[*]
74ページ(上から14行目)回帰係数(切片と勾配)回帰係数(勾配)
76ページ(表6.6)表36表6.5
85ページ(常用対数変換濃度)プリントミス本ページ下方参照
89ページ(下から6行目)表6.14表6.15
90ページ(下から3行目)systemic erroesystemic error
90ページ(下から2行目)randam erroerandom error
91ページ(図6.15)randam errorrandom error
91ページ(下から5行目)Systemic erroerSystemic error
91ページ(下から3行目)Randam erroerRandom error
101ページ(下から8行目)二元配置法が二元配置法を
111ページ(上から5行目)十字

表3.5(15ページ) 検定統計量の出力結果(行列補完)

図3.3(17ページ) 表3.2のGPTにおけるBoxPlotと検定結果(一部修正)

表5.2 データレコードの理化学(量的)データ(41ページ)の年齢(Age)の訂正

表5.16 年代別のコレステロール(200以上)の比較
行列の関数式:
--------------------
D3:=E3−C3
D4:=E4−C4
D5:=E5−C5
--------------------

表5.22(56ページ) アスベストと胸部レントゲン像(訂正)


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本書の6章(84ページの下から2行目の「X0=SQRT(4a(c-Y0))/2a」は Excel関数を使って次により計算します.
(SQRT(ABS(b^2-4a(c-Y0))-b)/2a

例えば、
図6.10では Y=-5E-07]^2+0.0015]+0.084 ですので、
a=-0.0000005、b=0.0015、c=0.084 を当てはめて計算します。

そして、
吸光度(Y0)=0.5 に相当する濃度(x)は、上記の式に当てはめるとx=309.2 となります。

なお、
常用対数変換濃度(log])は、次の様に訂正をお願いします。
1.362 1.663 1.964 2.255 2.568 2.869 3.176 ← 正

上記と同様に、
a=0.2566、b=-0.554、c=0.336 を当てはめると、

吸光度(Y0)=0.5 に相当する対数濃度「Log(x)]は、Log(x)=2.423 となります。
もとの濃度は、10^2.423≒265 となります。

当てはめがよければ、なるべく実測データから逆推定しましょう。

補完事項:

第7章 多次元データを比較する(多変量解析)
表7.17(105ページ)
分散分析表(例題17)の”誤差”は表7.12(手順1)の”残差(45227)”です。

3. 2値データを複数のデータで説明する〜ロジスティック回帰分析〜

110ページ
Event=-1.57+2.029×X1+1.919×X4

上記の計算式は、

log(p/(1-p)=Event=-1.57+2.029×X1+1.919×X4

のロジスティック回帰モデルとなり、pは次のExcel関数で求めます。

p=exp(Event)/(1+exp(Event))

ロジスティック回帰モデルによる予測(判別)は 116ページ を見て下さい。

ユークリッド距離の計算(121ページ)
ユークリッド距離の計算においても各変数の単位が異なるときは、118ページ(上から4行目)の様に
データの標準化「(各変数測定値−各変数の平均値)/各変数の標準偏差」により、単位を同じにして
計算した方がよい時もあります。

● 主成分分析:フリーオンラインソフトを利用する(128ページ)の要領を説明します。
アクセス先(URL):https://www.wessa.net/stat.wasp

以下によりデータを入力し実行します。
Factor Analysis(click)→Rotated Factor Analysisi(click)→
本書(128ページ)の要領でデータを入力→Compute(click)

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